ポケモンスカーレットを買った。
日付が変わってプレイを始め、友人と通話をつなぎながらきゃいきゃいと新しい世界を散策。気づけば夜中の2時になっていた。30にもなったいい大人2人がこのざまだ。これだからポケモンの魔力というのは恐ろしい。一瞬で子供に戻れてしまう。
ただ、ノリは若い頃のままといっても、体は年齢相応になってしまっている。さすがに朝が辛すぎた。心だけが置き去りにされているな、と最近よく感じる。
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少し前から、品田遊(ダヴィンチ恐山)氏の「キリンに雷が落ちてどうする」という本を読んでいる。日記ベースのエッセイのような内容で、ゆるさと鋭さの塩梅が良いな、と思う。
成人男性が知育菓子に四苦八苦したかと思いきや、培養肉と倫理観の話やら生活の中で出会った悲哀やらの話が飛び出してきてハッとする。この「ハッとする」というのも、本書の中で語られている「誰かの作り出したリズムに乗っている」だけなのかもしれないけれど。
こういう、日常の中の思索を切り取ってコンテンツに昇華できる人に憧れる。だから自分も私的な日記をWEBに公開し始めたのかもしれない。