コロナ下の常識となったアルコール消毒。
街に出ればどの店舗にも入場券のように置いてある。こちらも特に何も考えることなく、さっとプッシュして手指にすり込む。
さて、この消毒液。感染防止に欠かせないものではあるが、難点もある。
マニキュアがばちばちにひび割れるのだ。
マニキュア。ネイルエナメル。ポリッシュ。小瓶に入ったとろみのある綺麗な液体。
カラーが溶けているのは酢酸エチルなどの有機溶媒だ。消毒用アルコールも、つまるところはエタノールやイソプロパノールなどの有機溶媒。作用は多少弱いとはいえネイルを溶かす作用がある。
何度もアルコールに触れて、乾いてを繰り返しているとどんどんひび割れていってしまうのだ。
綺麗に塗った爪がひび割れてしまうのは悲しい。とはいってもこのご時世、アルコールを使わないわけにもいかない。結果、仕方ないのでこまめに塗り直している。
マスクが前提の生活になって、リップの売り上げは大幅に落ちたと聞いた。逆に、ネイルの売り上げは伸びていたりはしないだろうか。
それとも手が遠のいてしまったり、ひび割れづらいジェルネイルに人気が移ったりしているのだろうか。