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"刺さった本"の感想・書評を書いています。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評・感想】千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話

年の瀬に、今年最高のエッセイを読了した。 昨今のライトノベルよろしくタイトルに全ての情報が集約されている本「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話」だ。 私は「バチクソに高い能…

学問に触れる人類は須く「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読むべき。できれば前情報0で。

アンディ・ウィアーの第三作目「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は人類の科学史が見事に描かれたSF小説だった。科学描写の面からその魅力を紹介する。【書評・感想】

日常がじわりと燃え落ちていく現代ホラー|『骨灰』

2023年の直木賞候補作「骨灰(冲方丁) 」のレビュー・書評記事。 東京という都市を舞台に祟りが巻き起こる新鮮なホラー小説。日常が侵食され、じりじり灼かれるような恐怖が魅力の作品。