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"刺さった本"の感想・書評を書いています。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとのマルジナリアが読んでみたい

マルジナリアでつかまえて(本の雑誌社)という本をよんでいる。 マルジナリアとは「本の余白への書き込み」を指す英語らしい。あれ、一言で表現できる言葉あったんだ。 私は図書館を多く利用するのもあって本へ書き込みはしない派だが、読みながら付箋がわ…

言語学エッセンスの詰まった面白コラム|言語学バーリ・トゥード【書評・感想】

本書は言語学者・川添 愛先生が執筆した言語学コラムをまとめた本。 日常と言語学を結びつける話運びと、キレのある比喩表現が面白い一冊。【書評・感想】

異世界転生のガイドとしても。|中世イングランドの日常生活【書評・感想】

中世ヨーロッパの社会構造はどうなっているか。うっかりタイムトラベルしたら何に注意すべきか。そんな歴史的な要素をライトな書き方で紹介している。【書評・感想】

謎解きにだけ集中できる、期待の新ミステリ|密室黄金時代の殺人【書評・感想】

鴨崎暖炉『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』。謎解きにだけ集中できる工夫が新しいミステリー小説/推理小説だった。感想と書評を添えて紹介。