パラタイプエー

"刺さった本"の感想・書評を書いています。

本に関するコラム

おでかけ読書をより快適にするアイテム【買ってよかった2023年】

2023年は約100冊と、私史上もっとも本を読んだ年になった。 それに伴い読書関連のグッズもいくつか買ってみたが、その中から特に愛用しているものを紹介したい。 どれも「なくても困らないけれど、あったら地味に便利だった」アイテム達だ。 Flatty works(A…

私の読書メモの付け方|書籍評価は「刺さり度」と「読書カロリー」の2軸

読書メモを書く人、書かない人、さまざまだと思う。 私は結構まめにメモを記録している方だ。研究職をしていた者の習性か、細かなデータを残して分析すること、それ自体がなんとなく楽しい。 この読書メモを書く際、意識的にスコアリングしている項目がある…

ひとのマルジナリアが読んでみたい

マルジナリアでつかまえて(本の雑誌社)という本をよんでいる。 マルジナリアとは「本の余白への書き込み」を指す英語らしい。あれ、一言で表現できる言葉あったんだ。 私は図書館を多く利用するのもあって本へ書き込みはしない派だが、読みながら付箋がわ…

本へ書き込むということ

本が汚れることに抵抗感があった。 小説でも漫画でも、なるべく新品で買って綺麗に読む派だった。古本はなんだか嫌な感じがして、表紙にスレや傷がつくのも避けたかった。カドを折るドッグイヤーなんてもってのほか。ものを食べながら本を開く行為は万死に値…